三国志 魏書三十 烏丸鮮卑東夷伝

匈奴きょうど
匈奴
烏丸うがん(うはん)
烏丸(一)
烏丸(二)
鮮卑せんぴ
鮮卑(一)
鮮卑(二)
軻比能かびのう(かひどう)
軻比能
東夷とうい
東夷
夫余ふよ(ぷよ)
夫余
高句麗こうくり
高句麗(一)
高句麗(二)
東沃沮ひがしよくそ
東沃沮
挹婁ゆうろう
挹婁
わい
かん
韓(一)
韓(二)
韓(三)
韓(四)
倭人わじん
倭人(一)
倭人(二)
倭人(三)
倭人(四)
史評
史評 魏略西戎傳(一)
史評 魏略西戎傳(二)
史評 魏略西戎傳(三)
史評 魏略西戎傳(四)
史評 魏略西戎傳(五)
國會こっかい圖書館としょかんデジタルコレクションから校刻三國志(五)を參照。原本の畫質がしつ傳眞竝Faxなみに低いため字を誤って認識している可能性がある。表示用のフォントに該當する文字が無い場合は表示可能な異體字を當てている。
は讀み下しを行ったもの。ルビを振る形で原文橫に追加している。
は原文とは別に現代語譯を追加したもの。

み下し、現代語やくおよび解釋かいしゃくは、知識不足、考慮不足、勘違い、作業ミスのため誤りがあるかもしれません。
全ての内容について一切保證ほしょうできるものではないので、これを學習がくしゅう・硏究の材料にするのはおやめください。

中國の正史とされる二十四史にじゅうししの一つ「三國志さんごくし」中の「魏書」第三十卷 烏丸鮮卑東夷傳は、匈奴と東夷について書かれており、匈奴は烏丸・鮮卑・軻比能について、東夷は夫餘・高句麗・東沃沮・挹婁・濊・韓・倭人について書かれています。その倭人條が日本で俗に呼ばれる「魏志倭人傳ぎしわじんでん」です。軻比能は國ではなく鮮卑の大人たいじんです。

烏丸鮮卑東夷傳に登場する國の位置關係圖
この内、馬韓・辰韓・辯韓の三國を「韓」とする。
橙色で書かれた五郡は魏國の直轄地。
三國志 魏書三十 烏丸鮮卑東夷傳 地圖

匈奴は地圖の鮮卑から西に現在のロシア南部・モンゴル・中國北部にかけての範圍となります。